PowerAutomateDesktop(PAD)で現在日時を起点とした月初と月末の日付を取得する方法を紹介します。
月初の取得
- 「現在の日時を取得」で現在日時を取得する
まずは起点となる現在の日時を取得します。 - 現在日時から西暦と月を取り出し、日付を1にする
現在日時(CurrentDateTime)のプロパティを使用し西暦と月を取り出します。
西暦は「.Year」、月は「.Month」です。
変数の選択からプロパティを選択して使用したい区切り文字で区切ります。
月初は必ず「1」になるので日の位置は「1」とします。
以下のように月初の日付を取得することができます。
月末の取得
- 「現在の日時を取得」で現在日時を取得する
まずは起点となる現在の日時を取得します。 - 「加算する日時」で現在日時に1月分加算する
- 加算した日時から「現在日」を減算する
現在日時(CurrentDateTime)のプロパティ「.Day」を使用して、加算した日時(ResultedDate)から現在日を減算します。
以下のように月末の日付を取得することができます。
おわり
あくまでもこれは一例です。他にもいろいろなやり方があると思います。
会社の稼働日などを考慮したい場合は、別途データの用意が必要です。
そもそも日付計算用のExcelファイルがあった方が楽かもしれません。
取得の仕方はいろいろあるので、作業に合った方法を見つけてみてください。